透析指針
当院透析センターは奈良県中部の透析医療の拡充を図るため2001年に開設致しました。
患者様には快適かつ安全な血液透析を提供できる様、透析専門医を中心とした看護師、臨床工学技士など、専門的チームによる透析医療の提供に努めております。
透析治療開始時間
透析時間割
月・水・金 | |
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1部 | 7:30〜 |
2部 | 12:00〜 |
火・木・土 | |
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1部 | 8:00〜 |
2部 | な し |
夜間透析は2015年に廃止
主な設備
透析室
多用途透析監視装置を用いて最大42名の患者様を同時に血液透析可能な設備を整えております。
血液透析のみならず、各種臨床症状に応じ、血液濾過透析(On-Line HDF)や間歇濾過透析(I-HDF)対応可能な最新機器を採用しております
・多人数用透析液供給装置 | : | DAB-NX(NIKKISO) | |
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・RO装置 | : | VCR-82S+FS10 Ver2.4(DCM) | |
・A粉溶解装置 | : | AHI-502(東亜) | |
・B粉溶解装置 | : | DRY-01(NIKKISO) | |
・患者監視装置 | : | DBB-100NX(NIKKISO) | 1台 |
DCS-200Si(NIKKISO) | 4台 | ||
DCS100NX(NIKKISO) | 32台 | ||
GC110N(JMS) | 5台 |
患者監視装置の全てが全自動モデルを採用
生理食塩水での洗浄(ダイアライザー、血液回路の洗浄)、開始、終了作業を透析液を用いて行うシステムです。その分、透析液には完全な水質管理が求められるため、定期的な生菌検査やETフィルター交換などの対策を講じています。
利点は
- 一連の工程作業で術者による作業の統一が図れる(作業時間の統一や脱血量・返血量の統一など)
- 空気混入や失血の危険性が減少し、操作の単純化によるヒューマンエラーが低減されます。
患者監視装置は全体の8割で継続的に循環血液量変化率(⊿BV)が測定可能です
ブラッドボリューム(BV)とは、日本語で血液量のことです。血液透析中に患者様の血液量の変化を継時的に観察することで、除水による循環血液量の低下で血圧低下を起こさせないかを予測させ、より安全な透析が施行されます。
令和元年7月現在
スタッフ紹介
ユーモアあふれる田畑院長をはじめ
臨床工学技師 3名
看護師 12名
看護助手 5名
が透析治療に携わっています。
その他の取り組み
送迎
無料送迎を行っております。詳細に関してはご相談下さい。
休憩ラウンジ
2015年の増改築により、明るく、ゆとりのある空間を確保しました。